江戸木版画

江戸の浮世絵版画は、日本を代表する美術工芸品です。江戸時代(1603〜1868)に生まれた浮世絵版画は、情報誌として市民を楽しませてきました。日本の印刷技術のルーツとされるこの江戸木版画は、近代化の波により主流の印刷技術ではなくなりました。しかし、何世代にも及ぶ職人や版元と呼ばれるプロデューサーたちの努力により、わたしたちは今日でもその技術による作品を見ることができます。版木や和紙、バレンをはじめとした道具も、江戸木版画を継承する上で欠かせない要素です。

この動画では、普段なかなか目にすることのできない江戸木版画制作の一端をご紹介します。

https://vimeo.com/255683385